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閑つぶしミュージアム館長を自称するわたくしの最大の閑つぶしアイテムの自転車を中心に閑つぶしネタを綴ります。閑つぶしに困っている方々のご参考になれば…
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約半年ぶりの巡礼になります。前回は尾道の西國寺で終わっていますが、今回も尾道の千光寺をスタートしてしまなみ海道を通って生口島の向上寺を廻り、フェリーで三原に帰ってくるルートになります(ルートはこちら、123)。
尾道までは輪行で行きました。千光寺は尾道駅の北側の丘の上に見えていますが正面側からはロープウェイか階段しか無いので自転車で行くには少し遠回りになりますが裏に回って千光寺公園の方から登って行かないと行けません。千光寺は尾道でも有名な観光地の一つなのでこの日は月曜日でしたが結構多くの観光客がおり、また、大変景色の良いところなのでスケッチを描かれているお年寄りがたくさんいました。

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千光寺から尾道大橋を望む

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千光寺

千光寺のお参りの後はもと来た道を通って尾道市街まで戻りました。そこでまずは腹ごしらえで、尾道ラーメンを一杯。お店は前回と同じ喰海にしました。
ラーメンを食べ終えるといよいよしまなみ海道へ出発です。最初の向島まではフェリー(といっても小さな渡し船程度ですが)で渡ります。ラーメン屋の隣がちょうどフェリーの乗り場でした。向島に渡ってサイクリングロードに入ると今治までの距離とルートが道路にペイントされているので迷う事はまずありません。しまなみを走るのは2回目ですが今回は生口島までなので距離も今治までの半分以下でアップダウンも橋の前後以外はほとんどないので楽に走ることが出来ました。

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生口橋

生口島には耕三寺という観光地がありその周りには飲食店や土産物屋がたくさんあるので時間があれば寄ってみると良いでしょう。しかし、巡礼の目的地である向上寺は耕三寺のすぐそばにあるのですが小さなお寺で少し高台にあるので道が分かりつらく少々迷いました。

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向上寺三重塔

向上寺をお参りした後は生口島の沢港から三原の須波港までフェリーで帰り、三原駅まで走って輪行して帰りました。09fd9165.jpeg生口島からは尾道港までのフェリーもありますが出港している港が瀬戸田港で三原方面行きとは違うのでそちらへ帰る方は注意が必要です。
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第5回は円通寺から特別霊場西國寺まで。33観音巡りの旅も岡山県が終わり広島県に入ります(ルートはこちら、71.3km)。

まず、円通寺には水玉ブリッジラインを通って行きます。水玉ブリッジラインは倉敷の水島地区と玉島地区を結ぶ道路で昔は水玉ハイウェイと呼ばれる有料道路でしたが今は無料になっています。水島大橋、玉島大橋という2つの橋を渡り、玉島大橋を渡りきってすぐに下の道に降りたいのですが、連絡道路が無いので、細い路地を縫うように下に降りなければなりません。ここから円通寺は川沿いに北に走るとすぐにありますが少し高台にあるのでがんばって自転車を漕がないと行けません。ちょうど私が訪ねたときは紅葉の見頃だったので石庭が美しかったです。ここで岡山の霊場は終わりで、次からは広島に入ります。
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広島最初の霊場は福山市の明王院です。
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ひたすら2号線を走って行きますが、大きなトレーラーやダンプが多いのでくれぐれも注意が必要です。
 
その次は尾道市の浄土寺です。
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2号線のすぐ北にJR山陽本線が走っていてそのガードをくぐるとすぐに浄土寺の石段があるという具合で、さすがに坂の町尾道という感じがします。ここはかつて小津安二郎の東京物語という映画のロケ地になったそうです。

 次は特別霊場の西國寺です。ここも尾道市内なのですぐなのですが、道を間違えて元に戻ろうと近道をしようとしたら、道がいきなり石段になったりして、自転車を担いで通りました。
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この辺りもいかにも尾道らしいところです。次の千光寺もすぐなのですが時間がなかったので次回にしました。
折角尾道まで来たので尾道ラーメンを食べてから尾道駅から輪行で帰路につきました。尾道ラーメンの話は別の機会にします。
今のところはまだここまでしか廻っていないので、次回からはお参りのたびにアップしていこうと思います。これからは、四国お遍路の話も途中になっているのでそちらをしていきたいと思います。

第4回。前回は内陸の山の中のお寺でしたが今回は割合と町中のお寺で高低差もそれほどではありません(ルートはこちら、43.4km)。
法界院は岡山市街から3kmほどのところですが、すぐ近くに半田山植物園があり、静かな落ち着いたお寺です。
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次の蓮台寺までは、まずは国道30号線をひたすら南下して行きます。平坦な道ですが交通量が多いので注意が必要です。そして、JR宇野線を越えてすぐのT字路を右折して30号線から離れます。まだしばらくは平坦ですが、長尾という交差点を右折するとその先は蓮台寺まで上り坂が続きます。標識では由加山となっているのでその案内に従うとよいです。
ところで、蓮台寺と隣り合わせにある由加神社とはどうも仲が悪いみたいでお寺の駐車場には神社参拝の方駐車お断りという看板とか、本院と神社とは全く関係がありませんとかの案内があり、どうにも世知辛く、有り難みに欠ける感じがするのは私だけでしょうか?とはいうものの、ここのお土産のあんころ餅は美味しいと評判なので甘党の方は買ってみては?(これもまた、霊場巡りとしては有り難みに欠ける話ではありますが・・・)。
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ここから、倉敷方面に向かう道は道幅も広く、適度な下り勾配と緩やかなカーブでしかも初詣時期以外なら交通量も少ないので気持ちよく飛ばすことが出来ます。今回は倉敷に帰ってきたところで終了です。



第3回のコースは誕生寺から木山寺を廻って岡山駅まで戻ってくるコースです(ルートはこちら、107km)。
誕生寺まではJR津山線で輪行で行きました。誕生寺駅を出発し国道53号線を津山方面に向かうとすぐに中島ブロイラーという鳥の串焼きなどで人気の店があります。何も無い国道沿いにぽつんとその店はありますが土日はいつも行列ができていて、駐車場は出入りの車でいつも混雑しています。鳥好きの人は一度寄ってみたらいかがでしょうか?
しばらく53号線を走り、奇抜な駅舎で有名な亀甲駅IMG_2905.jpgを過ぎて美咲署の先を左に折れて国道からは離れます。この先、私のルート図では国道181号にはいるのに道を間違えて遠回りしていますが県道159号を通った方が近いです。国道181号では運悪くパンクしてしまいましたが、自転車で遠乗りをする方は予備のチューブを持つか、パンク修理キットと携帯用の空気入れを持って行かないと何かあったときに困ります。もちろん自分でパンク修理出来るように練習しておきましょう。
この先、国道181号から左折する交差点も少し分かりにくいのですが、峠坂を上りきったところにある大きなT字路を曲がります。ここから落合まではなだらかな下りですいすい行けます。
落合ICを過ぎると木山寺までの上り坂が続きます。木山寺は神仏習合の古刹ということで山門の前に鳥居が立っているという珍しい配置になっています。fc322e22.jpg
 
この後、アップダウンのある細い県道を約60km走り、岡山空港をかすめて岡山駅方面に向かいます。今回は岡山駅から輪行して帰りました。


次は西大寺から浄土宗の開祖法然上人のゆかりの地、誕生寺までの86.5km(ルートはこちら)

1番の西大寺から2番の余慶寺までは4kmほどなのですぐにたどりつけますが、余慶寺は少しだけ高台にあるので、少しがんばって漕がないといけません。余慶寺では毎年年末にライトアップをしているのでこの時に行けば幻想的な雰囲気を味わうことが出来ます。597b1341.jpg
ところで、余慶寺をお参りした後遊歩道のような細い急坂を降りて行ったのですが、ロードで急坂をブレーキを利かせながら降りるのは、前につんのめりそうで怖かったです。少し遠回りでももと来た道を戻れば良かったと思いました。
次の正楽寺までは25kmと少し距離があります。JR赤穂線に沿うように北上し国道2号線にのって東進し、伊里中という交差点を右折して,山陽新幹線にそって東に進み,3番の正楽寺を目指します。
正楽寺は行ったときは新緑の美しいお寺でしたが、秋に行けば紅葉がきれいなお寺だと思います。7935cd9d.jpgまた,普段は大変閑静なお寺なのですがすぐ裏に新幹線のトンネルの出入り口があり、列車が通過するときだけは騒がしくなります。
そして次の誕生寺までは峠越えの約60kmの道のりでちょっとタフなコースになります。まずは国道2号線を目指して北上。2号線にはいってからは上りが続きます。上りきって少し下るとトンネルがありますが,このトンネルは通らずに、トンネルの手前を左に折れ、今度はJR山陽本線に沿って西向きに進路を取り和気に向かいます。この道はなだらかな下りで快適です。和気からは吉井川沿いを北上するのですが、片上鉄道廃線後の自転車道路、片上ロマン街道を通るのでこの辺りも快適に行くことが出来ます。しばらく進むと国道484号の分岐があるので左折します。いよいよここからが峠道になります。左に湯免温泉などを見ながら急坂を上って行くと菊ヶ峠に着きます。ここでこの峠越えの約1/3です。菊ヶ峠のドライブインでしばし休憩を取ると良いでしょう。休憩が済んだら、少しだけ戻って、今度は吉井天竜オートキャンプ場という標識に従って進みます。ここからの道は道幅も狭く、勾配も急なのでこのルート最大の難所です。また、小さな分岐がたくさんあるので地図をよく確認しながら道を間違えないように注意しましょう。私も一度迷いかけたのですが、iPhoneのGPS&グーグル地図のおかげで無事間違わずに行くことが出来ました。そして、キャンプ場付近が峠の最高峰でここを過ぎると一気に下りです。下りきると今度はJR津山線弓削駅付近に出てきます。ここから目的地の誕生寺までは後少しです。
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誕生寺をお参りした後は、JR誕生寺駅から輪行で帰りました。

四国88カ所巡りの次に選んだ旅は中国33観音巡り。88カ所巡りはMTBのメリダ号で行きましたが、今度はロードのコルナゴ号での挑戦です。
中国33観音巡りは四国お遍路ほどメジャーではなく、それを廻ったそれも自転車でというHPやブログはほとんどありません。この連載がこれから中国33観音を廻ってみようと思っている人の参考になれば幸いです。
まず第1回は倉敷から1番札所の西大寺まで(ルートはこちら)
最初は県道62、21を通って岡山方面に向かいます。この道、路肩の舗装がぼこぼこで走りにくく、また、大型ダンプやトレーラーがぶんぶん走っているので気を使います。やがて21号から離れて岡南飛行場方面に進路を取り、岡南大橋を通って西大寺まで向かいます。約35kmの道のりは高低差もさほどなく、楽な道のりですが、交通量の多い道を通るので事故には十分気をつけたいところです。
さて、1番札所の西大寺は裸祭りで有名ですが中国33観音巡礼のスタートのお寺にもなっています。0025beb7.jpg四国88カ所とちがい、納経帳はどのお寺でも売っている訳ではなく、ここでしか売っていないみたいなので納経帳をつけたい人は西大寺の納経所で買いましょう。
また、このお寺、裸祭りのための観覧スタンドが境内を見下ろすように配置されている点も他のお寺とは違っています。
 
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何も無い運動場のような境内の向こう側に観覧スタンドが見えます。
 
次の動画は数年前に裸祭りを見に行ったときに撮ったものです。裸の男たちが押し合いへし合いをしている様は、祭りに参加している人には悪いですが,地獄の亡者がうごめいているように感じてしまいました。